対人援助に対する3つの疑問

1. 国籍、言葉、家を持たない人がいる。そうした人達はある日目の前から消えてしまうことがある。何も持たない人に何が援助できるのか、教条的にまずは住居と食料をと言うことができても、継続した援助をするには覚悟も見通しもいる。制度に押し込めるのではなく、そうした人の多様な生にどう応えるのか?


2. 援助、相談、支援の名のもとに、何も持たない人をいじめているだけではないだろうか、そもそもセラピーやケアは、その人自身のものではないのだろうか。もし生まれた時代や土地や家が違ったら、その人の人生は私の人生だったのではないだろうか、だとしたらその差はどこにあるのだろうか?


3. とはいえ属人として働く場合には制度としてサービスを提供することも大切だし、属人ではない個人開業であっても職能集団の綱領に従うこともまた大切だ。そして出会った人達から拾い上げた声は、自分の成果に利用するのではなく、社会に還元することを期待される。それが、よりよい制度をつくるのでは?